デイリー新潮
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/10161056/
「進撃の巨人」に「鬼滅の刃」。日本アニメの隆盛は続くが、その礎を築いた会社にしては悲しい顛末である。故・手塚治虫が創業した「虫プロ」。その後継会社が経営危機に。家賃の未払いで、手塚未亡人に訴えられているというのである。
〈被告らは原告に対し、1148万7千円を支払え〉
〈物件目録記載の建物を明け渡せ〉
そう記された訴状が提出されたのは、今年6月のこと。現在、東京地裁で訴訟が進行中である。
被告とは、「虫プロダクション株式会社」、通称、虫プロとその代表取締役。原告は御年89歳になる、故・手塚治虫の未亡人である。
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「週刊新潮」2021年10月14日号 掲載
NEWSポストセブン
https://www.news-postseven.com/archives/20211012_1697730.html?DETAIL
「日本のクリエイターはとても質が高いのに安い。もっと紹介してください」
5年くらい前からだろうか、中国のゲームメーカーや代理店が熱心に「イラストレーターを紹介してくれ」と依頼してくるようになった。「日本人は安い」――中国人からこんな依頼をされるなんて、いまから10年前には考えられなかった。
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(以下リンク先で)
アニメーション制作会社コモンセンスが7月22日、東京地裁から特別清算開始決定を受けたと東京商工リサ―チが報じています。
コモンセンスは、創立以来長らくアームスの名称でアニメ制作を手掛けていた会社。「エルフェンリート」「MEZZO-メゾ-」などの作品のほか、「一騎当千」アニメシリーズでも知られています。
「一騎当千」が好調だった2009年6月期には売上高3億9000万円をあげていましたが、その後は減収傾向に。同社は2020年5月31日に株主総会の決議により解散し、今回の特別清算開始となりました。
SNSでは「全部好きで見てたやつだよ」と、同社のアニメに親しんでいた人から驚きの声も上がっています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/afbe198d89f54828071ee67e742529e7b05514a2
法人税など計約1億3千万円を脱税したとして、東京国税局が法人税法違反などの疑いで、人気漫画「鬼滅の刃」のアニメ制作を手掛ける会社「ユーフォーテーブル」と同社社長を東京地検に告発したことが3日、関係者への取材で分かった。
https://this.kiji.is/640741278316020833
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、アニメ業界が大きな打撃を受けている。声優のアフレコ収録が中断するなど制作が頓挫。放送延期する作品が続出しそうだ。
「3密」の危険性をはらむアフレコ収録。スタジオは無音状態にするため扉を閉じ切った「密閉」の状態。その狭いスタジオに声優が「密集」し、1つのマイクに複数人が声を発することも多い「密接」の場所。3密の構成要件を全て満たす。
「北斗の拳」のケンシロウなどの役で知られる神谷明(73)は先月30日、収録に対して「今はとても怖い」とツイッターで打ち明けた。その後、声優が個別に収録する対応も取られたが、現在は全ての作品で収録がストップしている。
さらに、アニメの素材となる作画作業も遅延。制作は海外への外注が主流で多くは中国、韓国の制作会社が担っているが、感染拡大の影響で進んでいない。
関係者は「日本に素材が届かない」と明かし、「長寿作品は再放送でしのげるが、新作はそうはいかない」と頭を悩ませている。
現在国内では年間100本前後のアニメが放送されている。1クール(3カ月)の制作に約10カ月を要するとされ、テレビ局関係者は「ドラマやバラエティーを含め、全番組の中で一番時間がかかるのがアニメ。制作体制が平常に戻っても、アニメはすぐに放送できない。放送延期の作品が続出するだろう」と話しており、状況は厳しい。すでに各局で、7月や10月に開始予定だった作品の放送延期が検討され始めているという。
余波はタイアップ商品などにも及ぶ。主題歌などの音楽作品、ゲームとのコラボレーション、フィギュアなどのグッズの販売も、放送の見通しが立たない限り進まない。
関連イベントも続々と中止になっており、声優らの生活にも大きな影響が出ている。
近年はソフトパワーとして盛んに輸出され、海外にもファンの多い日本アニメ。外出自粛中の需要も多いだけに、制作スタッフは「作品を待っている人がいるのに、お届けできないことがもどかしい」と話している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200420-00000034-spnannex-ent
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