NEWSポストセブン
https://www.news-postseven.com/archives/20211012_1697730.html?DETAIL
「日本のクリエイターはとても質が高いのに安い。もっと紹介してください」
5年くらい前からだろうか、中国のゲームメーカーや代理店が熱心に「イラストレーターを紹介してくれ」と依頼してくるようになった。「日本人は安い」――中国人からこんな依頼をされるなんて、いまから10年前には考えられなかった。
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(以下リンク先で)
法人税など計約1億3千万円を脱税したとして、東京国税局が法人税法違反などの疑いで、人気漫画「鬼滅の刃」のアニメ制作を手掛ける会社「ユーフォーテーブル」と同社社長を東京地検に告発したことが3日、関係者への取材で分かった。
https://this.kiji.is/640741278316020833
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、アニメ業界が大きな打撃を受けている。声優のアフレコ収録が中断するなど制作が頓挫。放送延期する作品が続出しそうだ。
「3密」の危険性をはらむアフレコ収録。スタジオは無音状態にするため扉を閉じ切った「密閉」の状態。その狭いスタジオに声優が「密集」し、1つのマイクに複数人が声を発することも多い「密接」の場所。3密の構成要件を全て満たす。
「北斗の拳」のケンシロウなどの役で知られる神谷明(73)は先月30日、収録に対して「今はとても怖い」とツイッターで打ち明けた。その後、声優が個別に収録する対応も取られたが、現在は全ての作品で収録がストップしている。
さらに、アニメの素材となる作画作業も遅延。制作は海外への外注が主流で多くは中国、韓国の制作会社が担っているが、感染拡大の影響で進んでいない。
関係者は「日本に素材が届かない」と明かし、「長寿作品は再放送でしのげるが、新作はそうはいかない」と頭を悩ませている。
現在国内では年間100本前後のアニメが放送されている。1クール(3カ月)の制作に約10カ月を要するとされ、テレビ局関係者は「ドラマやバラエティーを含め、全番組の中で一番時間がかかるのがアニメ。制作体制が平常に戻っても、アニメはすぐに放送できない。放送延期の作品が続出するだろう」と話しており、状況は厳しい。すでに各局で、7月や10月に開始予定だった作品の放送延期が検討され始めているという。
余波はタイアップ商品などにも及ぶ。主題歌などの音楽作品、ゲームとのコラボレーション、フィギュアなどのグッズの販売も、放送の見通しが立たない限り進まない。
関連イベントも続々と中止になっており、声優らの生活にも大きな影響が出ている。
近年はソフトパワーとして盛んに輸出され、海外にもファンの多い日本アニメ。外出自粛中の需要も多いだけに、制作スタッフは「作品を待っている人がいるのに、お届けできないことがもどかしい」と話している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200420-00000034-spnannex-ent
http://news.livedoor.com/lite/topics_detail/16473996/
『サマーウォーズ』や『若おかみは小学生!』などの作品で知られるアニメ制作会社「マッドハウス」(東京都中野区)が、労使協定で定められた上限を超える違法な時間外労働と、割増し賃金の未払いがあったとして、新宿労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが、5月17日わかった。
ブラック企業ユニオンが同日、東京・霞が関の厚生労働記者クラブで会見を開いて、明らかにした。勧告日は4月17日。
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男性はブラック企業ユニオンの記者会見に同席して、月最大393時間の労働時間、37日間の連続勤務など、すさまじい勤務実態があったことをうったえた。ある日、帰宅途中で倒れて、救急車で運ばれ、その後、心因反応と診断されたという。
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海外でも高い評価を受ける日本のアニメーションの制作に関わる人の労働環境をテーマにしたシンポジウムが開かれ、若手アニメーターの厳しい労働実態が報告されました。
シンポジウムは文化庁などが23日、都内で開き、業界団体が去年行ったアニメの制作に関わる人の労働環境の調査結果が報告されました。
対象は、絵を描くアニメーターと呼ばれる職種を中心に監督やシナリオライターなどで、およそ1500人に調査票を配布したほか、 インターネットでも協力を呼びかけ382人から回答がよせられました。
それによりますと、全体の平均年収はおよそ441万円で、前回、5年前に行った調査と比べ100万円余り増加しました。
これは全産業の平均年収と比較しても9万円ほど上回っています。
しかし、20歳から24歳に限ると、平均年収はおよそ155万円で全産業の平均年収を100万円余り下回りました。調査を行った団体によりますと、アニメの制作現場では若手アニメーターが大量の絵を描く作業などを担当していて、引き続き厳しい労働環境に置かれていることが分かったとしています。
このあとの有識者によるディスカッションでは、10年後にもよいアニメを作るためには、若手アニメーターにお金をかけ育てる必要があるといった指摘や、労働組合を設置してはどうかといった提案が出されていました。
日本アニメーター・演出協会の入江泰浩代表理事は「前回の調査より改善はしているものの、まだ、恩恵を受けていない人もいる。 働きやすい業界にしていきたい」と話していました。
NHK NEWS WEB(2019年2月23日 20時24分)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190223/k10011825831000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003
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